コルカタとベンガル語と私

コルカタの事とベンガル語の事と私の事を書きます。2019年8月くらいまでインドにいました。

e-FRROのこと

私がコルカタに来て1番知りたかったのに、(当時)ネット上にほとんど情報がなかったe-FRROの申請方法について。

(2018年9月時点の情報です)

 

 

 

 

FRROとは

留学、長期インターンシップ、就職などで180日以上連続でインドに滞在する外国人は、FRRO(たぶんForeigner Regional Registration Officeの略)要するに外国人登録をしなければいけません。インドに長期滞在を検討している方ならその悪評を1度は耳にしていると思います。

 

FRROのなにが大変かというと入国からたったの14日以内に登録を済ませなければ、罰金をとられてしまうのです。罰金は登録が遅れた日数によって額が異なり、数日遅れた程度では別に払えないような額ではないようです(正確な金額は知りませんが)。とはいっても罰金を払って留学の出鼻をくじかれるのも気に入らないので、多くの方は14日以内に済むように努力すると思います。

 

ネット情報や先輩から、方々走り回ってかき集めた書類を携え各都市にあるFRROの事務所に直接出向かなければならず、不備があろうものならまた後日出直し…職員の対応も良いとは言えず、人によっていう事がまちまちでインドの洗礼を受けたという話を聞いていたのでかなりビビっていました。

 

しかし2018年からe-FRROなる新たな制度が導入され、わざわざ事務所に出向かずともインターネット上でFRROの手続きができるようになったのです!!!

当初はデリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイの外国人の特に多い大都市のみに導入されたようですが2018年9月当時にはコルカタもOKになっていました!

これはインドへ留学する学生にとって超朗報だと思います!!

FRROという難関にかなりプレッシャーを感じていたのでかなり気が楽になりました。

 

とはいってもe-FRROも決して手続きが楽だとは言えません。

提出の手間が省けただけで、集めなければいけない書類は変わりませんので…

 

e-FRROとは

e-FRROの特徴は

・快適に家で手続きできる

・FRO/FRRO事務所に行く必要がない

・オンラインで決済できる

・便利で時間節約

・ユーザーフレンドリーなエクスクルーシブダッシュボード(?)

 

だそうです。公式の文言そのままです。

キャッシュレス、ペーパーレスがウリだそうです。

(全然ペーパーレスとは言えないと思うのですが)

 

e-FRRO取得手続き

1)e-FRROに登録

まずe-FRRO Online portal(https://indianfrro.gov.in/eservices/home.jsp)のRegistration Formにメールアドレス、氏名、生年月日等必要事項を書いて提出します。すぐに登録完了のメールがくるので、ログインしてください。

 

2)

Fresh/New Online Applicationをクリックして住んでいる地域と何の申請をするか(今回はRegistration)を選択します。下の2つの質問は全部NoでOKです。最後にVISAのタイプを選択して提出すると、必要書類リストのポップアップが出てきます。

  • Passport and Visa:パスポート、ビザのコピー
  • Residence Proof: 居住証明書つまりForm C
  • NRO:おそらくインドの銀行の外国人用口座ですが、持ってないので不必要。白紙を提出
  • NOC:医療系のコースの場合のみ。不必要なら白紙を提出。
  • Bonafide Certificate: 教育機関から出た正式な受け入れ証明書。Form-S
  • Tenant Verification:賃貸の場合必要な警察からの証明書。不必要なら白紙提出。
  • Photo:パスポートサイズ、白背景の証明写真。50 KB以下

   ※不必要な書類があってもとにかく何かしらデータを添付しないと申請できないので、白紙をスマホで撮影したものor真っ白のPDFを添付しましょう。

私の場合は以上の資料が必要でした。街のXEROX屋のスキャンサービスを利用しても良いですが、スマホのカメラで書類を撮影して、PDFに適当なフリーソフトで変換するだけで問題ありませんでした。

 

アプリケーションフォームを提出の上、以上の書類をアップデートして提出すれば終わりです!!1日後くらいには、あなたの申請いま手続き中ですよというメールがきて、もう数日で申請は受理されましたというメールが外国人登録証明のPDFと共に送られてきます。万が一不備があったら、申請に不備がありましたという旨のメールが来ます。オンラインポータルにログインしてStatus Enquiryを見るとどんな不備があったか確認できるので、その指示に従ってRe-Uploadしてください。14日を過ぎた場合の罰金の支払いもWeb上でできるようです。

 

外国人登録の証明書は出国時に必要なので、忘れないうちに印刷しておくのが吉です。

私はアホなので未だにしてません。

 

以上直接オフィスにいくよりはかなり簡単に手続きができるようになっています。デリーでは申請から受理までかなり時間を要するみたいですが、コルカタは遅くても次の営業日にはなにかしらの動きがあるので私は手探りで後手後手になりましたがなんとか13日以内に申請を終えることが出来ました。しかも申請にあたってお金は一切かかりませんでした。わーい。

 

さいごに

インドに来て、「うわぁ~インドだぁ~。」って落ち着かないうちにいろいろと書類を集めないといけないので大変ですが、皆さまが14日以内に手続き完了できることを心より願っています。

Form Cの出し方とかは他の方のブログをご参照ください。

上記の情報は全て2018年9月時点のものなので鵜呑みにはしないでください…