コルカタで東京海上日動のキャッシュレスメディカルサービスを使った話
インドに留学していると、「お腹痛くなった??」とよく聞かれるのですが、幸い食べ物由来の腹痛には一回もなっていません。(前回約1カ月滞在した時は、何か口にするたびに激しい腹痛に襲われ、絶対寄生虫かなんかだと思って帰国した瞬間に治りました。)
かるーく風邪気味にはなりましたが、今のところ概ね元気です。体は...
1,2ヶ月前からどうもお肌の調子が悪くなり、先週くらいに顔と首に激しい発疹が出来はじめ、ちょっと外に出るのも憚られる感じになり会う人会う人に医者に見せに行け!!と言われたので、病院にいくことに。
選択肢として
•診察無料の公立病院
•私立病院
•友達のかかりつけ医
がありどうしたものかと悩んでいたのですが、ふと保険の存在を思い出しました。
当初私は7月末には渡航の予定で、バイトを6月いっぱいで辞めたにも関わらず、諸事情で渡航が2回も延期になり、飛行機のキャンセル料に苦しめられました。その上保険の期間も変更せねばならず、既に旧期間で10ウン万円払っていたのに、更に変更後期間の10ウン万円を払い文無しになっていました...
(10ウン万円差し戻しされた時は、声出して喜びましたよ......)
7月いっぱいでアパートも引き払うことになっており、8月からはひとの家に身を寄せて極力お金を使わないようニートのように暮らしつつ8月半ばに渡印しました。
あんなに私を苦しめた保険(保険や保険会社は全く悪くないです。)使わなきゃ損だ!という事で、さっそく無料LINE通話で連絡しました。
こちらで夜10時くらいだったので、日本は夜中ですが、安心の24時間対応☆
夜中だからかすぐにコールセンターに繋がりました。久しぶりに丁寧な対応を受けて緊張。いつも舐められまくりで、適当に扱われてますからね!
症状や必要事項を伝えると、もちろんコルカタに提携病院なんてあるわけないので受け入れてくれる病院を探して、交渉のがうまくいけば明日の朝現地エージェントから連絡がくるとの事。
「電話通訳は必要ですか?」と聞かれて反射的に見栄はって要らないと答えたけど、医療用語ベンガル語はもちろん英語でもわかんねえーとちょっと後悔。
実際全然必要なかったですが。
あとこちらでの電話番号を聞かれて、いつも英語で答えてるから咄嗟に日本語で言えず、「ナイン、アッ...きゅうぜろ...えっとぉー...すいません少々お待ちください...」としどろもどろの気持ち悪い人になってました。結局頭の中でナイン、ゼロ、ワンと唱えながら紙に書いた上で日本語で読み上げました
そして明朝7時ごろ着信音で叩き起こされ、住所聞かれました。昨日も伝えたのに!
その後10時ごろに再び連絡がありColumbia Asia病院にて16:30で予約を取ったとの事。病院の住所、担当医、現地エージェントの名前と電話番号を全て口頭で言われました。メールとかで送ってくれれば良いのに!
そして
16:30ぴったりに病院に到着しました。Columbia Asia病院はソルトレイクのSector 3に位置しており、周りも病院だらけでした。
私立病院だけあって建物も新しく、清潔感は◎。
まずは一階の総合受付に向かい、予約時間と名前を告げます。すると予約してるならSMSで送られてきたメッセージを見せろと言われました。保険会社を通して予約したので、私にはメッセージなんて来ていません。
メッセージはないけど、保険会社を通して予約はあるはずだと主張したものの取り合ってもらえず。現地エージェントに電話しようとすると、さっき応対してくれた人とは別の受付のお姉さんに呼ばれてまた名前を聞かれ、ちょっと座ってろと言われました。
それから15分位黙って座って待っていたのですが、なんか私に関して進捗なさそうなので再度お姉さんの所に行き、待ってたけど、私はどうすれば良いのか聞くと、「え、どうしたら良いかって言われても...。名前は?...予約入ってないよ。てか予約してるならメッセージ来てるでしょ?」との事...
さっきの待ってろってのはなんだったんだ.... 久しぶりにわけわかんねえ外人は後回し対応をされてしまった...
どうにもなんないので、今度こそエージェントに電話しました。ちょっと待っててと言われ、またしばらく待つと受付に呼ばれ、やっと病院の診察券作る用の登録票的なやつを渡されました。この時点ですでに6時を回っていました...
そうしてやっとキャッシュレスメディカルサービスに必要な保険会社の書類が渡され、二階に移動する事が許されました。あれだけ四時半に予約が入ってないと言われましたが、現地の仲介会社から病院に送られてきたであろう書類にはちゃんと4.30て書いてありました...
書類は2階の受付に提出し、ここからは私の番を待ちます。私の番といっても予約時間はとっくに過ぎてるしすんなり診てもらえるかなあと思いきや全く声がかかりません。
待合室は混み合っていましたが、私の担当医の部屋に誰も出入りしていない様な気がしたので小窓から診察室を覗くと、誰もいない......
患者さんの順番管理をしているお兄さんにすいませーんと声をかけると、「うん、もうちょっと待って。先生今でてるから。もう1時間半も待ってるよね?もうすぐ来るから来るから!」と一応私の事は認識していたみたい。ちなみにその時点で2時間待ってたので「2時間です。」としっかり訂正しときました。
あまりにも時間がかかるので、友人(インド人)が電話をかけてきました。
「まだ診察終わってないの??絶対外国人だからって舐められてるよ!!誰か受付の人に電話渡して!私が話つけてあげるから!!」
ありがたい、有難いけど、なんかそれこそ1人じゃなんもできない外国人って感じじゃん?丁重にお断りすると、
「ほんとに電話渡して!ちょっと文句言わないとインド人動かないから!このままだったら、はーい今日の診察時間終わったからまた明日来てね〜ってなるよ!」
と一歩も引きません。うん、しかも本当にまた明日来てとか言いそう。いや、でも...と断ってるとまた軽く言い合いに笑
そして時刻は7時。診察時間は7時半までなので、本当に友人の言ったとおりになり兼ねないなと思い始めたころ、
やっっとドクターがへやにやってきました。
診察はものの5分、10分程度。英語が良い?ヒンディーが良い?って聞かれてベンガル語でって言ったら笑われた。
診察後、処方箋を2階の受付で出してもらっていると、先生が帰っていきました。受付のお兄さんがセンキュー、ドクターと言ってたので、「え、私だけの為に来たの?」と聞くと、今日の皮膚科の診察時間は4時までだったらしく、あなたが4時半に予約したからその為に来てくれたんだよとの事。
まあ私悪くないけどね、言われたとおりに来ただけだもん。だいたい4時半当時にいなかったじゃん...と思いました。
最後に1階の薬局で薬を買うのですが、私の薬は1つも在庫がなかったです。診察費はかかりませんが、ここで精算をしてレシートにサインしなければなりませんでした。
保険では初診から180日以内の再診、交通費が請求できるとの事なので、リッチにUberで帰宅しました。Uber待ち中におっさんがめっちゃ話しかけてきて、電話番号聞いてきたので逃げました。
お医者さんが敏感肌用の薬用洗顔、クリーム、日焼けどめまで処方してくれたおかげで近所の薬局どこを探しても薬が揃わず、結局medi plus というチェーン薬局でオーダーしました。
オーダーすると今なら20% off
次の日に全て最寄りの店舗に届きました。
飲み薬3種、塗り薬、クリーム、洗顔、日焼けどめで合わせてRs1300ほどでした。20%off がきいて。たっっっか。診察費が無料な分、薬が高くてプラマイゼロ感。
でも薬用洗顔すごく良い感じです。